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住まい選びのためのエリアガイド:仙台市泉区

住まい選びのためのエリアガイド:仙台市泉区

 利便性も自然もどちらも大切にしたい」「子育てしやすい環境で暮らしたい」そんなご家族に、今注目してほしいのが仙台市の北部に位置する「泉区」です。

仙台市の副都心として発展を続ける泉区は、地下鉄の始発駅がありアクセスが便利な都市機能と、泉ヶ岳の豊かな自然が調和する、非常にバランスの取れたエリア。計画的に整備された美しい街並みや、充実した商業施設、広々とした公園も多く、特に子育て世代から高い支持を集めています。

しかし、「泉区って具体的にどんなところ?」「エリアによって違いはあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、仙台市泉区の基本的な情報から、住む上で知っておきたい「5つの大きな魅力」、そして主要なエリアごとの特徴まで、ハウスメーカーの視点で徹底的に解説します。泉区での住まいづくりやエリア選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。

仙台市泉区とは?その概要と特徴

仙台市泉区は、市の北部に位置し、青葉区、宮城野区、大和町、富谷市、色麻町、加美町と隣接しています。面積は約146平方キロメートルと仙台市5区の中では青葉区に次いで2番目の広さを誇り、人口も約21万人(2025年時点推計)と、青葉区に次ぐ規模となっています。

もともとは「泉市」として独立した市でしたが、1988年(昭和63年)に仙台市と合併し、翌年の政令指定都市移行に伴い「泉区」となりました。区の中心である「泉中央」駅周辺は、仙台市の「副都心」と位置づけられ、区役所などの行政機能をはじめ、商業施設、スタジアムなどが集積し、活気に満ちています。

一方で、北西部には雄大な泉ヶ岳がそびえ立ち、スキー場やキャンプ場、温泉など、豊かな自然とレジャースポットも豊富。区内には七北田川が流れ、河川敷には広大な公園が整備されるなど、都市の利便性と豊かな自然環境が共存しているのが泉区の最大の特徴と言えるでしょう。

晴天の下、駅ビルや商業ビルが立ち並ぶ駅前広場。ペデストリアンデッキやロータリーを多くの人々やバスが行き交う様子。
※画像はイメージです。

仙台市泉区の「住みやすさ」5つの魅力

なぜ泉区は多くの人に選ばれ、「住みやすい」と言われるのでしょうか。その具体的な理由を、5つの魅力として深掘りしていきます。

魅力1:仙台市中心部への抜群のアクセス利便性

泉区の大きな魅力の一つは、交通アクセスの良さです。

地下鉄南北線で都心へ直結

区の中心である「泉中央」駅は、仙台市地下鉄南北線の始発駅です。そのため、朝のラッシュ時でも座って通勤・通学できる可能性が高いのは大きなメリット。仙台駅までは乗車時間約16分と、非常にスムーズにアクセスできます。また、区内には八乙女駅、黒松駅といった地下鉄駅もあり、これらの駅周辺も便利な住宅地として人気です。

充実のバス路線網

泉中央駅前には大規模なバスターミナルがあり、区内各地はもちろん、富谷市や大和町方面へのバス路線も集結しています。地下鉄駅から離れたエリアでも、バスを利用することで快適に移動が可能です。

車での移動もスムーズ

東北自動車道の「泉IC」や、ETC専用の「泉PAスマートIC」があり、高速道路へのアクセスも良好です。車での遠出や出張が多い方にとっても便利な環境が整っています。区内は幹線道路が整備されており、郊外型の商業施設も多いため、車があった方がより生活の利便性が高まるエリアとも言えます。

魅力2:買い物環境が圧倒的に充実!

日々の食料品から休日のショッピングまで、泉区内ですべて完結できるほど買い物環境が充実しています。

泉中央副都心エリア

地下鉄泉中央駅に直結する「セルバ (SELVA)」や「セルバテラス (SELVA terrace)」、そして「アリオ仙台泉」といった大型商業施設が集積しています。ファッション、雑貨、グルメ、スーパーマーケット、映画館(アリオ内)まで揃っており、仕事帰りや休日も多くの人で賑わいます。

郊外型の大型商業施設

泉区のもう一つの大きなショッピング拠点として、「泉パークタウン」エリアが挙げられます。ここには、緑豊かな環境の中に「泉パークタウン タピオ」と「仙台泉プレミアム・アウトレット」が隣接しています。タピオは日常使いからギフト選びまで幅広く対応できる専門店街、アウトレットでは国内外のブランド品をお得に購入できます。休日に家族でゆっくりとショッピングや食事を楽しむのに最適なスポットです。

日常の買い物も安心

これらの大型施設だけでなく、区内全域にスーパーマーケットやドラッグストア、ホームセンターが点在しており、日常の買い物に困ることはまずありません。

魅力3:子育て世代に選ばれる「子育てしやすい環境」

泉区が特にファミリー層から人気を集める理由は、子育て環境の充実にあります。

広大で魅力的な公園の数々

泉区はとにかく公園が多いのが特徴です。特に有名なのが、泉中央駅からも徒歩圏内にある「七北田公園」です。広大な芝生広場や大型の複合遊具、夏には水遊びができる「わんぱく大地」、さらに体育館や緑化ホールも併設されており、週末は多くの家族連れで賑わいます。

新緑と桜が咲く公園で、ピクニックを楽しむ家族連れと、大型遊具で遊ぶ子どもたちの賑やかな様子。
※画像はイメージです。

また、「泉パークタウン」内にも「高森東公園」など、計画的に配置された美しい公園が多数あり、子どもたちがのびのびと遊べる環境が整っています。

教育機関・子育て支援の充実

区内には小・中学校、高校、そして宮城大学や仙台白百合女子大学などの高等教育機関も立地しています。新しい住宅地の開発に伴い、比較的新しい学校も多いのが特徴です。

また、各地域に児童館や子育て支援センターが設置されており、親子で参加できるイベントや、子育てに関する相談ができる体制も整っています。待機児童対策も進められており、保育施設も増えています。

整った住環境とコミュニティ

計画的に開発された住宅街が多く、歩道が広く整備されている、車通りが少ない静かなエリアが多いなど、子どもたちが安全に過ごしやすい環境も魅力です。同じような子育て世代が多く住んでいるため、地域コミュニティが形成されやすく、情報交換や助け合いがしやすい点も心強いポイントです。

魅力4:身近に感じられる豊かな自然とレジャースポット

都市の便利さを享受しながらも、少し足を延ばせば雄大な自然に触れられるのも泉区の大きな魅力です。

泉区のシンボル「泉ヶ岳」

区の北西部にそびえる泉ヶ岳は、市民に親しまれている山です。登山やハイキングはもちろん、麓にはキャンプ場や温泉施設、牧場などもあり、気軽にアウトドアレジャーを楽しめます。

冬もアクティブに「スプリングバレー仙台泉」

泉ヶ岳の麓にはスキー場「スプリングバレー仙台泉」があります。仙台市中心部から車で約40分というアクセスの良さで、冬にはスキーやスノーボードを楽しむ多くの人で賑わいます。夏場もジップラインやBBQなど、グリーンシーズンのアクティビティが充実しています。

スポーツ施設の充実

Jリーグ・ベガルタ仙台のホームスタジアムである「ユアテックスタジアム仙台」や、アイスリンク仙台(羽生結弦選手が練習拠点としたことでも有名)など、プロスポーツの観戦や自身がスポーツを楽しむための施設も揃っています。

魅力5:計画的に整備された美しい街並みと治安

泉区、特に「泉パークタウン」に代表されるような大規模開発エリアでは、電線類が地中化されていたり、緑地帯が計画的に配置されていたりと、非常に美しく統一感のある街並みが形成されています。

歩道と車道がしっかりと分離され、道幅も広いため、ベビーカーや小さなお子様連れでも安心して歩くことができます。住宅地は静かで落ち着いた雰囲気が漂い、仙台市内でも比較的治安が良いエリアとされています。

このような整った住環境は、日々の暮らしに安心感と豊かさをもたらしてくれます。

どこに住む?仙台市泉区の主要エリアガイド

泉区と一口に言っても、エリアごとに特色があります。代表的なエリアの特徴をご紹介します。

1. 泉中央エリア(泉中央駅・八乙女駅周辺)

区の中心であり、最も利便性の高いエリアです。地下鉄駅周辺にはマンションが多く、単身者や共働きのご夫婦にも人気。商業施設、区役所、病院などがコンパクトに集積しており、車がなくても生活しやすいのが特徴です。少し歩けば七北田公園もあり、利便性と潤いのバランスが取れています。八乙女駅周辺は、泉中央駅に比べてやや落ち着いた住宅街が広がります。

2. 泉パークタウンエリア(高森・桂・紫山など)

「緑豊かな環境で、質の高い暮らしを実現したい」というファミリー層に絶大な人気を誇るエリアです。計画的に整備された美しい街並み、広い敷地の戸建て住宅が多く、まさに理想のベッドタウンと言えます。タピオやアウトレットでの買い物も便利。ただし、駅からは距離があるため、車での生活が基本となります。

※画像はイメージです。

3. 将監・向陽台エリア

地下鉄泉中央駅の西側~北西側に広がる、古くから開発された大規模な住宅団地エリアです。比較的落ち着いた雰囲気で、昔から住んでいる方も多く、地域コミュニティが根付いています。公園や小中学校なども整備されており、子育て世代も多く暮らしています。

4. 南光台・鶴が丘エリア

青葉区や宮城野区との区境に近いエリアです。特に南光台は、昭和40年代から開発された歴史ある住宅地で、店舗や医療機関なども揃っています。鶴が丘は比較的新しい住宅も混在するエリアです。地下鉄駅からはバス便利用となることが多いですが、仙台市中心部へのアクセスも比較的良好です。

まとめ:仙台市泉区は「都市の利便性」と「豊かな暮らし」を両立できる街

仙台市泉区の住みやすさと魅力についてご紹介してきました。

  • 地下鉄始発駅「泉中央」を中心とした高い交通利便性
  • 駅前と郊外型、両方の大型商業施設が揃う買い物環境
  • 七北田公園や泉パークタウンに代表される、豊富な公園と子育て支援体制
  • 泉ヶ岳やスキー場など、身近にある豊かな自然とレジャースポット
  • 計画的に整備された、美しく安全な街並み

泉区は、これらすべての要素が高いレベルで調和しているエリアです。

「仙台市中心部へのアクセスは譲れないけれど、子どもはのびのびと自然の中で育てたい」
「日々の買い物は便利に、休日は家族でゆっくりショッピングやレジャーを楽しみたい」

そんな理想のライフスタイルを、仙台市泉区で実現してみませんか?

泉区での暮らしにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

今回は仙台市泉区のご紹介でした。個人的には都心部へのアクセスと子育て環境の充実が特に魅力だと感じます。家族で住むには最適な場所ですね!

この記事を書いた人

執筆者名: 吉村 亮祐

2級建築士。住宅省エネルギー設計技術講習。省エネ建築診断士。ライティングコーディネーター。
2015年入社。設計提案部所属。
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