家づくり
木造 vs 鉄骨造:異なる住宅構造の特徴
住宅を建てる際に、検討するべき要素の一つは「構造材には何が使用されているのか」です。特に木造と鉄骨の2つの主要な構造材の使用が一般的です。それぞれ異なる特徴があるため、選び方には慎重な検討が必要です。
今回のコラムでは構造材に注目して解説していきます。理想のお住まいを建てるうえで、少しでもお役立ていただければと思います!
目次
木造の特徴
鉄骨造の特徴
選び方のポイント
最後に
木造の特徴 |
「木造」とは、柱や梁などの建築物の主要な骨組みに木材を使用する構造のことです。住宅の歴史において最も普及率の高い形態です。特徴は大きく分け3てつあります。
1.環境と健康にやさしい木は環境にやさしく、再生可能な資源であるため、持続可能な建築の選択肢として改めて注目されています。また、自然素材がもたらすリラックス効果が健康に良いとされています。
2.自然素材の風合い
木は自然素材のため、多くの人にとって親しみやすく、その質感や色合いが住宅に自然な温かみをもたらします。
3.優れた断熱性と保温性
木は熱伝導率が低いため断熱性に優れており、部屋の冷暖房効果を高めることができます。鍋やフライパンの取っ手、菜箸などの料理道具に木製のものが使われる理由の一つです。
また、木に多く含まれる空気により外気の影響を受けにくく、快適な室温が保たれます。
一方、シロアリ被害のリスクや耐震性の低さも特徴として挙げられます。商品や施工技術の向上により対策をとることは十分に可能です。そのため、木造は持続可能性と高い断熱性を持つ点で、多く住宅や観光施設等に用いられています。
鉄骨造の特徴 |
「鉄骨造」とは、柱や梁などの建築物の主要な骨組みにを鉄骨を使用する構造のことです。木造よりは歴史が浅いものの、近代の技術として発展してきた形態です。特徴は大きく分けて2つあります。
1.優れた耐久性・耐震性
鉄骨は素材の強度が高いため耐久性があります。外部から受ける力に対して強い抵抗力を持つため、耐震性にも優れています。これにより、ビルのような高い建物でも強くて安心な構造建築が可能です。
2.大きな空間が造りやすい
強い構造建築が叶う鉄骨を柱や梁に使用することで、柱や壁のない最大限大きな空間を確保することができます。
一方、熱伝導率が高く断熱性が低いことも特徴として挙げられます。ですが、高層ビルや商業施設等に用いられるほどの強度の高さは魅力の一つですよね。
ちなみに、アパート等でよく聞く「鉄筋コンクリート造(RC造)」も近代に発達した構造形態です。木造や鉄骨造に比べて建築コストと工期を要しますが、耐火性と防音性に優れており、大型建造物を手がけることができるほど強い構造です。
選び方のポイント |
地域の気候条件、予算、デザインの好み、そして将来の計画等、住宅構造を選ぶ際に考慮すべきポイントはいくつかあります。木造は自然素材の温もりや高い断熱性を求める方におすすめです。一方で、鉄骨は耐久性や大空間を重視する方におすすめと言えます。
ただし、地域の建築基準や耐震性の要件等に応じて、専門家の助言を得ながら適切に選定することが重要です。迷ったら是非担当営業や建築士に相談しましょう!
最後に |
いかがでしょうか。今やたくさんの住宅会社があり、ネットで簡単に情報を集められる時代ですが、ご自身が検討しているメーカーの構造や特徴も聞いてみることが大事かと思います!
シエルホームデザインデザインは「木造」にこだわっています。木造の中でも様々な工法に分類されるため、次回はより詳しく解説しつつ、シエルホームデザインが木造住宅を手がける理由についてご紹介いたします!
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「断熱材の種類、なぜグラスウールを使っているのか」≻≻≻ https://www.cielhome.jp/column/p3981/
執筆者プロフィール |
吉村 亮祐
2級建築士。住宅省エネルギー設計技術講習。省エネ建築診断士。ライティングコーディネーター。
2015年入社。設計提案部所属。図面や土地提案、住宅ローン等、お家づくりにおけるお客様のトータルサポートを行う。
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