インテリア
インテリアコーディネーターの仕事内容
私たちシエルホームデザインでは、専属のインテリアコーディネーターがお客様に寄り添い、一緒に内装を中心にコーディネートをさせていただいております。
このコラムでは、弊社のインテリアコーディネーターはどのような業務を行っているのか、お家づくりの過程に沿ってご紹介いたします！
目次
1. 打ち合わせ
2. 図面・見積作成
3. 現場確認
4. 小物設置
最後に
| 1. 打ち合わせ |
お客様と初めての顔合わせです。
間取りが出来上がった図面をもとに、全4回程の打ち合わせでサンプルやカタログを見ながら、お客様の好みに合わせてトータルコーディネートをしていきます。
お客様の好み、生活習慣、ニーズを詳細にお聞きし、それを反映させていきます。
決めていくのは、外壁材・床材・壁紙・建具・水まわり・照明・家具など多数。お客様のご要望をもとに選定したサンプルやカタログをお見せしながら決めていきます。
1回の打ち合わせは盛り上がって5時間以上になることも…！
暮らしていくうえで常に触れるとても大切な部分なので、後悔のないようにこだわりたいと熱が入るところです。
この打ち合わせは、お客様の夢や希望を形にするための重要なステップであり、インテリアコーディネーターはその夢を現実に変えるために尽力します。各回の打ち合わせは、お客様一人一人の個性と要望を反映した、オーダーメイドの空間デザインを創出するための機会です。
シエルホームデザインでは、このようにお客様と一緒に家づくりのプロセスを進めることで、ただの住まいではなく、「住む人のための住空間」を創り上げていくことを目指しています。
| 2. 図面・見積作成 |
打ち合わせが終わると、決定事項を設計スタッフと手分けして図面に落とし込んできます。お客様のビジョンを具体的な計画へと変換し、実際の建築に向けて必要な準備を整えます。
以下に、この段階での主な作業内容とその目的を詳しく説明します。
〇図面の作成
打ち合わせで決定した事項を具体的な建築図面に落とし込みます。この図面には、外壁材、床材、壁紙、建具、水回り、照明、家具の配置など、住宅の全体設計が含まれます。特に、お客様と大工さんが理解しやすいように、視覚的に明確で分かりやすい図面を作成することが求められます。これにより、建築過程での誤解やミスを最小限に抑え、スムーズな施工を促進します。
〇照明と造作家具のデザイン
インテリアコーディネーターは、空間の雰囲気を大きく左右する照明の配置や、オーダーメイドの造作家具のデザインも手がけます。照明計画では、光の質感や強度、方向が計画され、住む人の快適性や実用性を高めます。また、造作家具については、空間の最適な利用とデザイン性を考慮しながら、機能的かつ魅力的に設計していきます。
〇資料の作成
図面だけでは理解しづらい部分を補うために、コーディネーターは打ち合わせ用の追加資料も作成します。これには3Dのビジュアライゼーションやムードボードが含まれることがあり、お客様が最終的な空間のイメージをより具体的に把握できるような工夫を行っています。これらの資料は、お客様がデザインに対する理解を助け、最終的な意思決定を行う上で非常に役立ちます。
| 3. 現場確認 |
打ち合わせが終わると、現場では工事が始まります。
コーディネーターは何度か足を運び、設計図に基づいて正確に建築が行われているかチェックしています。図面に記載されているすべての要素を確認しています。
造作家具の場合、内部は収納したいものが入るかどうか、使いやすい高さなのか、実用的な側面を特に注意して確認します。
大工さんとのコミュニケーションも図ることができる、とても大切な時間です。小さな疑問や誤解が現場の進行の遅延や問題につながらないようにします。また、実際の状況に応じて微調整が必要になることもあります。
現場の進行を確認することは、コーディネーターにとっても大きな喜びです。
日々の変化とともに、設計した空間が形になっていく様子を見ることは、ワクワクとドキドキを感じる瞬間です。建築物がただの構造物から、お客様の夢を実現する「家」へと変わっていく過程を直接体験することができます。
| 4. 小物設置 |
シエルでは、完成した物件をお借りして見学会を行っております。そこでの家具・小物はコーディネーターが責任をもって行います。
色彩、質感、形状などの要素が総合的に考慮され、空間全体の調和とバランスを取るよう努めています。このようにして、シエルでは、空間がただの居住場所を超え、訪れるすべての人に感動を与える体験を提供する場となるようにしています。
小物があるのとないのとでは全く印象が異なり、より空間を華やかに、魅力的に見せることができます。小物一つひとつが空間の雰囲気に大きな影響を与えます。家具や装飾品がない空間と比較して、適切に選ばれ配置された小物は、部屋をより温かみのあるものにし、訪れる人々に心地よさを感じさせます。小物設置を通して、空間をより華やかで魅力的に見えるように工夫をしています。
装飾のスタイルは担当者により様々です。各コーディネーターが持つ独自の感性とクリエイティビティが反映されるためです。見学会に参加される際には、それぞれの空間がどのように異なるテーマやスタイルで装飾されているかを見て取れます。これはシエルのデザインの幅広さと柔軟性を示すものであり、各お客様の個々の好みやニーズに対応できることを象徴していると思います。見学会に参加される際はそこも楽しく見ていただけたらと思います。
| 最後に |
いかがでしたでしょうか？一連の流れとしては以上の通りになります。
この他にも、家具の発注や住宅以外の商業施設やオフィスなどの様々な事業のインテリアを担当するなど幅広く業務にあたっています。
シエルにはインテリアコーディネーターはもちろん、ライティングコーディネーターや窓装飾プランナーなど専門的な資格を持ったスタッフもおります。照明計画や窓のデザインにおいても専門的な知識と技術を提供し、空間全体の調和と機能性を高めることでより住みよい空間を提案できるように努めております。
このコラムを執筆する中で、お客様の夢を実現する重要なステップを担当していると改めて実感し、いい提案ができるように課全体でさらに気を引きしめていかなければと感じました。
現在は女性スタッフ6人の個性豊かなメンバーで、より良い空間をお届けできるように走り続けておりますので、これからの活躍も期待していただけると幸いです！
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「造作家具とは」≻≻≻ https://www.cielhome.jp/column/p4244/
長岡 紗夕望
2級建築士。インテリアコーディネーター。ライティングコーディネーター。窓装飾プランナー。整理収納アドバイザー。
IC課所属。住宅における空間デザインや照明、造作家具の設計等、内装デザインの提案を行う。
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